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ベッドから車いすへの移乗で腰が痛くなってきたら|移動用リフトとスライディングボード、借りる前に確かめたいこと(豊田・岡崎・安城)

ベッドから車いすへ移るたびに、腰にぐっと力が入る。
「抱きかかえるのは、もう限界かもしれない」

介護をしているご家族から、こうしたご相談をいただきます。
支える側が腰を痛めてしまうと、介護そのものが続きません。

移乗(いじょう:ベッドや車いすの間で乗り移ること)は、
道具で負担を減らしやすい場面のひとつです。
今回は、道具を借りる前に確かめておきたいことをまとめました。

まず、ご本人がどこまで動けるかを見る

道具選びは、ご本人の力をどれだけ使えるかで変わります。
目安として、次の3つを見てみてください。

  • 手すりや柵につかまって、立ち上がれるか
  • 立ったまま、少しの間ふんばれるか
  • 座った姿勢を、自分で保てるか

立てるけれどふらつく方と、立つのが難しい方とでは、
合う道具がまったく違ってきます。

つかまって立てる方には「つかまる場所」を

つかまって立てる方なら、手の届く位置に
しっかりした「つかまる場所」をつくるのが近道です。

介護ベッドの柵に取り付ける介助バー(移乗用の手すり)や、
床に置くタイプの手すりがよく使われます。

ベッドの高さを車いすの座面にそろえるだけで、
移りやすくなることもあります。
高さを変えられる介護ベッドなら、まずそこから試してみてください。

座っていられる方には「スライディングボード」

立つのは難しくても、座った姿勢を保てる方なら、
スライディングボードという板が役立つことがあります。

ベッドと車いすの間に板を渡して、
お尻をすべらせるように横へ移る道具です。
抱え上げずにすむので、支える側の腰の負担が軽くなります。

ひじ掛けが外せる(はね上げられる)車いすでないと使いにくいので、
車いすとセットで考えるのがおすすめです。

介護保険で借りられるか、購入になるかは、
商品や使い方によって変わります。
相談員にその都度ご確認ください。

立つのも座るのも難しい方には「移動用リフト」

ご本人の力を使うのが難しい場合は、
移動用リフトでつり上げて移る方法があります。

床を走るタイプ、ベッドに取り付けるタイプ、
やぐらのように据え置くタイプなどがあり、
お部屋の広さや床の段差で選び方が変わります。

リフト本体は介護保険でレンタルできますが、
体を包む「つり具」は肌にふれるため購入になります。
(特定福祉用具販売として、年間10万円までの購入費が保険の対象です)

「機械でつり上げられるのは怖い」と感じる方も少なくありません。
最初は相談員と一緒に、何度か練習してから使い始めると安心です。

介護度によって、借りられないものもある

移動用リフトや、介護ベッドとその付属品(介助バーなど)は、
原則として要介護2以上の方が対象です。

要支援1・2、要介護1の方でも、
体の状態によっては例外として借りられる場合があります。
医師の意見などをもとに、ケアマネジャーが市へ確認する流れです。

介護保険でのレンタルの流れや、月々の負担の目安は
こちらの記事にまとめています。
介護保険で福祉用具を借りたいけれど、何から?|相談から届くまでの流れと月々の負担

一回の負担が軽くなると、一日が変わります

移乗は、1日に何度もくり返す動きです。
一回あたりの負担が少し軽くなるだけで、
夕方の疲れ方が変わってきます。

どの道具が合うかは、実際のお部屋で、
いつものベッドと車いすで試してみるのが確実です。
「うちの場合はどうだろう」と気になったら、気軽に声をかけてください。

お電話:フリーダイヤル 0120-294-554
LINEでのご相談は、お近くの事業所へどうぞ。

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