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月別アーカイブ: 2025年5月

全国一律の介護保険を転換、地域特性ごとに応じた施策へ

・厚生労働省は4月7日に開催された「2040 年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会において、高齢者の増加と現役世代の減少に対して地域の実情に応じた効果的・効率的なサービス提供体制の確保を進める考えを明らかにした、中間とりまとめ案を提示した。
・そのために地域特性を中山間部等・大都市部・一般市等の3類型に分け、それぞれの状況に応じた対応策を検討するとした。
・中でも、人材確保は最大の課題として位置づけられ、処遇改善や多様な人材の活用、テクノロジーの導入を積極的に進めていくとした。

リクライニング車いすでも「自分で動きたい」そんな想いに応えます

最近、リクライニング車いすをご利用中の方から、こんなお声をいただきました。

「リクライニング式でも自走できる車いすはありませんか?」

ベッド上での生活が中心となり、車いすへの移乗も全介助、さらには長時間座っていることが難しい――そんな状況でも、「自分の力で少しでも動きたい」という前向きな気持ちに、私たちも励まされています。

 

 

 

 

💡リクライニング車いすと「自走」の両立は可能?
リクライニング機能のある車いすは、長時間の座位保持が難しい方や、体への負担を軽減したい方にとって非常に重要な福祉用具です。一方で、こうした車いすは多くが「介助式(他者が押すタイプ)」となっており、「自走(自分で漕ぐ)」に対応しているモデルは限られています。

しかし、すべてがそうというわけではありません。

 

🛠対応メーカーあります!自走式リクライニング車いす
実は、自走式に対応したリクライニング車いすも市販されています。メーカーによっては、背もたれの角度調整ができ、かつ自走用の大きなタイヤが装備されたモデルを展開しており、以下のような方におすすめです。

・体調や筋力に不安はあるけれど、自分で操作したい
・施設内やご自宅で、行動範囲を少しでも広げたい
・自立への意欲を大切にしたい

モデルによっては、座面や背もたれの角度調整が細かくできたり、クッション性を高めた設計のものもあり、快適性と操作性を両立しています。

 

📞お気軽にご相談ください
「こんな車いすがあるなんて知らなかった」というお声もよく聞かれます。ご利用者様の状態やご希望に応じて、最適な車いすをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 


気になる方はぜひ一度お問い合わせください!

豊田市、みよし市、知立市にお住まいの方
はぁとる豊田へ 0565-63-5612

岡崎市、幸田町、西尾市、碧南市にお住まいの方
はぁとる岡崎へ 0564-72-6210

安城市にお住まいの方
はぁとる安城へ 0566-93-2206


 

居宅介護支援費II算定要件が緩和、国保連ソフト以外でも

・厚生労働省は47日に公表した介護保険最新情報Vol,1372号において、従来は居宅介護支援費IIの算定要件としていたケアプランデータ連携システムの導入について、「同等の機能とセキュリティを有するシステム」であれば、居宅介護支援費IIの算定が可能との見解を示した。
・ただし、「ケアプランデータ連携システムと同等の機能とセキュリティを有する」ことについては、公募を行い、要件を満たすことを確認するための資料の提出をベンダーに求め、その内容について審査が通ったもののみを対象とするとした。
・令和647日時点で審査の結果、ケアプランデータ連携システムと同等の機能とセキュリティを有するシステムとして認めるとされたソフトは「カナミッククラウドサービス」の1件のみとなっている。

ケアマネジャーの意見をもとにした商品評価サービスを開始

・株式会社エス・エム・エスは、運営するケアマネジャー向けコミュニティ「ケアマネドットコム」において、ケアマネジャー意見をもとにした商品評価サービスの提供を開始すると発表。
・商品・サービスについてケアマネジャーが客観的に評価を行い、一定の評価を得られた場合に推奨度合を表示した奨ロゴを発行するもの。企業は、推奨ロゴを店頭販促やWebサイトへの掲載等、商品やサービスのPRに使用するとが可能。
同社調査では、介護者の7割以上が介護用品を購入する際に、ケアマネジャーの意見を参考にしており、インターネットやかかりつけ医、介護関連の資料や書籍などの情報源よりも参考にする人が多いことから需要を見込んでいる。

福祉事業者向け高齢者見守りアプリの提供開始

・株式会社めぐみソフトは、福祉事業者向けの自動電話による高齢者見守りアプリ「あんしんテレフォン」の提供を開始。
・「あんしんテレフォン」では、設定した時刻に利用者に自動で架電、AIアシスタントとの会話形式で、利用者の体調や悩みをヒアリングする。
・「あんしんテレフォン」により、利用者や親族の安心を確保でき、さらに日常生活での困りごとを把握できる。
・この結果は、利用者に自動架電された後にAIアシスタントとの会話内容が文字起こしされ、会話の要約が作成されため、架電結果の確認に時間がかからず、利用者の状態がひと目でわかるようになっている。
・導入事業者にとって利用者の満足度向上だけでなく、サービス利用増加による売上アップも期待できるとしている。