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カテゴリー別アーカイブ: 日記

新たに簡易型電動車椅子2機種を発表

株式会社セリオは、416日から18日にインテックス大阪にて開催された、「バリアフリー展2025」に出展し、新型簡易型電動車椅子2種を発表した。
新発売となる簡易形電動車いす「遊歩アクティブ」と「遊歩ジョイ」は、ヤマハ発動機が1月に発表した新ユニットJWG1」を搭載した電動車いすで、従来型と比較して自走用と介助用のコントローラーをそれぞれ一新し、リチウムイオンバッテリーを標準装備している。
・また、フレームにも背張り調整や臀部サポートベルトを採用して、より快適な座り心地を実現したとしている。
・発売は5月を予定している。

パーキンソン病患者・家族向けマッチングサイト開設

・限会社日本ヒューマンウェアー研究会は、パーキンソン病や要介護高齢者を対象に、リハビリ専門職(理学療法士・療法士・言語聴覚士など)と当事者・家族をつなぐ自費リハビリマッチングサイト「ナーシングケアKAI」を公開。
・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師が、自宅や入居施設を訪問し、最期まで自分らしく生きられるよう最適リハビリを提案するもの。
・サービス利用者が登録中の医療従事者へ直接連絡を取り、自費のリハビリを申し込むことで、低料金での医療従事者探しが可能になるとしている。登録料金は2500円となる。
・パーキンソン病患者にとっては、医療保険や介護保険でのリハビリは日数制限があり、ケースにより十分なリハビリを受けられないケースもあることから、保険外のサービス利用の需要は高いとしている。

「ケアプランデータ連携システム」の無料キャンペーン開始

・厚生労働省が、加入済み如何を問わず全ての介護事業者を対象とした、年間利用料を無料とする「ケアプランデータ連携システム・フリーパスキャンペーン」を、令和761より開始。
・期間は61日から来年531日の1年間で、新規導入・既存利用・再開事業所問わず、全ての介護事業所となる。
・厚生労働省2026年に、介護情報基盤および全国医療プラットフォームの展開を予定しており、ケアプランデータ連携システムはこのプラットフォームの中核機能として位置づけられている。
・また、昨今の介護人材不足への対応や業務効率化、コスト削減のためにも、国は介護業界のDX化を推進しており、中核を担うケアプランデータ連携システムの普及を加速させる重要施策として位置づけている。

Buddycomが「眠りCONNECT」と連携開始

・株式会社サイエンスアーツが提供するフロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォームBuddycom(バディコム)」は、パラマウントベッド株式会社が提供する「眠りCONNECT」と連携。
・「眠りCONNECT」に蓄積されるライフログデータから通知される情報、Buddycomの指定グループへ一斉に通知できる他、通知内容は部屋名・名前(/)など、項目ごとに通知する/通知しないを選択することも可能。
・本連携により、リアルタイムモニターを見なくても、通知内容をリアルタイムに音声で把握することができ、通知に対しどのように対応を行うのかの指示出し、対応完了報告なども音声で完結するため、情報共有を離れた場所でも一気通貫で実現可能。また外国人介護職員向けのトランシーバー翻訳機能により情報の共有が容易になっている。

北米の介護現場にVR認知症ケア教育で離職率改善へ

・ジョージ・メイソン大学社会福祉学研究チームは、ナーシングホームで働く介護者を対象に、株式会社ジョリーグッドVR(仮想現実)技術を活用した認知症ケア教育プログラムを実施。
VR技術を活用した没入型トレーニングにより、認知症の方々の視点を体験し、共感力や対話スキルの向上を目指すもので、本研究を通じて、介護者の負担軽減と認知症ケアの質向上を目指すとしている。
・現在、北米のナーシングホーム(老人ホーム)では、介護現場の人材不足と、離職率が53%と高い水準にあることが深刻な問題となっており、背景として、多文化・多言語環境での教育困難や、新人介護士の89%が「患者行動をできない」ことが挙げられる
・このことから、VR技術を活用した体験型教育プログラムで学ぶことで、多文化環境でも効果的な教育を実現。また、認知症患者視点を体験することで共感力を育み、実践的スキル習得も効率化するとしている。

全国一律の介護保険を転換、地域特性ごとに応じた施策へ

・厚生労働省は4月7日に開催された「2040 年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会において、高齢者の増加と現役世代の減少に対して地域の実情に応じた効果的・効率的なサービス提供体制の確保を進める考えを明らかにした、中間とりまとめ案を提示した。
・そのために地域特性を中山間部等・大都市部・一般市等の3類型に分け、それぞれの状況に応じた対応策を検討するとした。
・中でも、人材確保は最大の課題として位置づけられ、処遇改善や多様な人材の活用、テクノロジーの導入を積極的に進めていくとした。

リクライニング車いすでも「自分で動きたい」そんな想いに応えます

最近、リクライニング車いすをご利用中の方から、こんなお声をいただきました。

「リクライニング式でも自走できる車いすはありませんか?」

ベッド上での生活が中心となり、車いすへの移乗も全介助、さらには長時間座っていることが難しい――そんな状況でも、「自分の力で少しでも動きたい」という前向きな気持ちに、私たちも励まされています。

 

 

 

 

💡リクライニング車いすと「自走」の両立は可能?
リクライニング機能のある車いすは、長時間の座位保持が難しい方や、体への負担を軽減したい方にとって非常に重要な福祉用具です。一方で、こうした車いすは多くが「介助式(他者が押すタイプ)」となっており、「自走(自分で漕ぐ)」に対応しているモデルは限られています。

しかし、すべてがそうというわけではありません。

 

🛠対応メーカーあります!自走式リクライニング車いす
実は、自走式に対応したリクライニング車いすも市販されています。メーカーによっては、背もたれの角度調整ができ、かつ自走用の大きなタイヤが装備されたモデルを展開しており、以下のような方におすすめです。

・体調や筋力に不安はあるけれど、自分で操作したい
・施設内やご自宅で、行動範囲を少しでも広げたい
・自立への意欲を大切にしたい

モデルによっては、座面や背もたれの角度調整が細かくできたり、クッション性を高めた設計のものもあり、快適性と操作性を両立しています。

 

📞お気軽にご相談ください
「こんな車いすがあるなんて知らなかった」というお声もよく聞かれます。ご利用者様の状態やご希望に応じて、最適な車いすをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 


気になる方はぜひ一度お問い合わせください!

豊田市、みよし市、知立市にお住まいの方
はぁとる豊田へ 0565-63-5612

岡崎市、幸田町、西尾市、碧南市にお住まいの方
はぁとる岡崎へ 0564-72-6210

安城市にお住まいの方
はぁとる安城へ 0566-93-2206


 

居宅介護支援費II算定要件が緩和、国保連ソフト以外でも

・厚生労働省は47日に公表した介護保険最新情報Vol,1372号において、従来は居宅介護支援費IIの算定要件としていたケアプランデータ連携システムの導入について、「同等の機能とセキュリティを有するシステム」であれば、居宅介護支援費IIの算定が可能との見解を示した。
・ただし、「ケアプランデータ連携システムと同等の機能とセキュリティを有する」ことについては、公募を行い、要件を満たすことを確認するための資料の提出をベンダーに求め、その内容について審査が通ったもののみを対象とするとした。
・令和647日時点で審査の結果、ケアプランデータ連携システムと同等の機能とセキュリティを有するシステムとして認めるとされたソフトは「カナミッククラウドサービス」の1件のみとなっている。

ケアマネジャーの意見をもとにした商品評価サービスを開始

・株式会社エス・エム・エスは、運営するケアマネジャー向けコミュニティ「ケアマネドットコム」において、ケアマネジャー意見をもとにした商品評価サービスの提供を開始すると発表。
・商品・サービスについてケアマネジャーが客観的に評価を行い、一定の評価を得られた場合に推奨度合を表示した奨ロゴを発行するもの。企業は、推奨ロゴを店頭販促やWebサイトへの掲載等、商品やサービスのPRに使用するとが可能。
同社調査では、介護者の7割以上が介護用品を購入する際に、ケアマネジャーの意見を参考にしており、インターネットやかかりつけ医、介護関連の資料や書籍などの情報源よりも参考にする人が多いことから需要を見込んでいる。

福祉事業者向け高齢者見守りアプリの提供開始

・株式会社めぐみソフトは、福祉事業者向けの自動電話による高齢者見守りアプリ「あんしんテレフォン」の提供を開始。
・「あんしんテレフォン」では、設定した時刻に利用者に自動で架電、AIアシスタントとの会話形式で、利用者の体調や悩みをヒアリングする。
・「あんしんテレフォン」により、利用者や親族の安心を確保でき、さらに日常生活での困りごとを把握できる。
・この結果は、利用者に自動架電された後にAIアシスタントとの会話内容が文字起こしされ、会話の要約が作成されため、架電結果の確認に時間がかからず、利用者の状態がひと目でわかるようになっている。
・導入事業者にとって利用者の満足度向上だけでなく、サービス利用増加による売上アップも期待できるとしている。