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マイナンバー法が参議院本会議で可決、2024年秋に健康保険証をマイナンバーカードと一本化へ

・6月2日の参議院本会議で、マイナンバー法などの改正法が賛成多数で可決、成立、2024年秋に現行の健康保険証を廃止してマイナンバーカードとの一本化が決定した。
・現行の健康保険証の廃止後は経過措置として、現行の健康保険証を最長で1年間有効とすることも決まった。
・高齢者や障害当事者等、自身でのマイナンバーカードの受け取りが困難なケースもあることから、各保険者が「資格確認書」を発行すると同時に、介護施設担当者やケアマネジャー等が代理で受け取ることなども認めていくとして、介護現場に高齢者の申請の補助などの協力を呼びかけていくとしている。
・マイナンバー法案は、効率的な情報の管理、利用及び迅速な情報の授受・手続きの簡素化などを目的に政府が推し進めているもので、健康保険証の一体化の他に、自動車の保管場所の証明申請や国家資格の更新がオンラインで可能になるメリットがある一方、電子処理に係るトラブルも相次いでおり、システムの改修も進められている。