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介護食(食事タイプ)の利用者は2019年比で4.7ポイント増の26.0%に

・アサヒグループ食品株式会社は、実際に介護をしている方を対象に、介護世帯の食事・口腔ケア・生活全般の実態と意識などに関する調査を実施し、7月に実施した調査では、高齢化社会の進行に加え、近年、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い在宅介護が増加していることなどから、市販の介護食を利用する方が増加していることがわかったと発表した。
・今回の調査では「介護における食と調理意識」を調査、「食事を楽しんでほしい」と回答した方は昨年に比べ微減となっているものの全体の約7割と、他の回答よりも高い結果となった。
・また、「介護用のレトルト食品や飲料を、活用していきたい」という方は増加傾向で、2019年比で5.3ポイント増の50.3%となった。
・同社では、食事の準備に対して「家族が用意した方がよい」と考えている方は年々減少。コロナ禍で在宅介護の機会が増え、食事の準備を負担に感じている人が多い中、市販の介護食や配食サービスなどを上手に活用していきたい意識が高まっていると推測している。