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アルツハイマー病新薬「レカネマブ」、国内製造販売に承認を認める判断

・厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(医薬品第一部会)が21日に非公開で開催され、日本の「エーザイ」とアメリカの「バイオジェン」が共同で開発した、アルツハイマー病新薬「レカネマブ」について、製造販売承認を了承した。
・厚生労働省ではこの承認を受けて、今後の手続き後に承認する方針となっている。
・「レカネバブ」は注射による投薬で、脳に溜まったタンパク質「アミロイドβ」を取り除く効果があり、これにより認知機能の低下するスピードを遅らせることが可能とされている。
・対象は早期のアルツハイマー病となり、病気の進行を2~3年遅らせることが可能とされているが、既に症状が進んでいる場合には効果が非常に薄いとされている。