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AIを使ったケアプラン作成の業務支援について、「実用化に向けて研究を進める」と明言

・厚生労働省は20日に開催された社会保障審議会介護保険部会にて、ケアマネジメントの質の向上の一貫として、「ケアプラン作成の業務を支援するAIについて、「実用化に向けて研究を進める」とした。
・人材不足や求められる役割において業務負担が増加していることを受け、ケアマネジャーの負担を軽減し、本来業務である高
齢者を支える業務をしやすくすることが目的。
・AIを活用したケアプラン作成支援については「ケアマネジャーが不要になる」との声が出ているが、高齢者個々の状態把握や環境因子の判断などのAIが判断しづらい領域においてケアマネジャーの存在は不可欠で、本来業務に集中するための周辺業務の負担軽減や効率化が現在のAIケアプランの開発意図となっており、ケアマネジャーに期待される役割としては現在よりも多くなると思われる。