ブログ|福祉用具貸与事業所”はぁとる”は福祉用具のレンタル・販売、住宅改修工事で安全な住環境をご提供します。

オフィシャルブログ

かかとやお尻の赤みが気になったら|床ずれ予防のマットレス、介護保険で借りる前に確かめたいこと(豊田・岡崎・安城)

「おむつを替えたら、お尻の上のほうが赤くなっていて」

ご家族からのお電話は、こんなひと言から始まることがあります。
寝ている時間が長くなってきた、ちょうどそのころです。

赤みに気づいたご家族は、たいてい少し慌てておられます。
自分の介護のしかたが悪かったのでは、と思われるからです。

ですが、寝ている時間が増えれば、同じところに体重がかかり続けます。
誰が介護していても起こりうることだと、私は考えています。

この記事では、床ずれ(褥瘡/じょくそう)を防ぐためのマットレスを
介護保険で借りるときに、先に確かめておきたいことをまとめました。

まず、赤みの場所と色を見てください

床ずれは、骨が出ていて体重がかかりやすい場所にできやすいです。

  • お尻の上の平らな骨のあたり(仙骨/せんこつ)
  • かかと
  • 背中の肩甲骨のあたり
  • 横向きで寝る方は、腰の横の骨や耳のうしろ

赤いところを指で軽く押してみて、白っぽく戻らない。
そんなときは、マットレスより先に、医師や訪問看護師に見てもらうことをおすすめしています。

道具で防げるのは「これ以上ひどくしないこと」までです。
傷の手当ては、医療の方にお任せするのがいちばん安心です。

介護保険で借りられるのは、原則として要介護2から

床ずれ防止用のマットレスは、介護保険の福祉用具レンタルの対象です。
自己負担は、負担割合証に書かれた1割〜3割です。

ただ、対象は原則として要介護2以上の方です。
要支援1・2と要介護1の方は、原則として対象外になります。

とはいえ、状態によっては、医師の意見などをもとに例外的に認められることがあります。
「要介護1だから無理」と決める前に、ケアマネジャーさんか私たちにご相談ください。

介護度が今の状態に合っていない、と感じるときは、区分変更の申請という方法もあります。
認定を待つ間だけ、自費でお貸しできる用具もご用意しています。

エアマットか、ウレタンか。分かれ目は「自分で寝返りできるか」

床ずれ予防のマットレスは、大きく2種類あります。

  • 空気の入ったマットレス(エアマット):体を沈み込ませて、圧を分散します。時間ごとに膨らむ場所が切り替わる種類もあります。
  • ウレタンなどの静止型マットレス:電源がいらず、ふつうの寝心地に近いものが多いです。

「床ずれならエアマット」と思われがちですが、私はまず寝返りのことを伺います。

エアマットは体が沈むぶん、自分で寝返りしたり起き上がったりしにくくなることがあります。
まだご自分で動ける方が、かえって動かなくなってしまう。
これは、なるべく避けたいところです。

ご自分で寝返りができる方なら、静止型から試す。
寝返りがほとんどできない方なら、エアマットを考える。
私はこの順番でご提案することが多いです。

借りる前に、確かめておきたい3つのこと

実際にお選びするときは、次の3つを伺っています。

  • ベッドの幅と長さ:マットレスはベッドに合うサイズでないと、ずれたり隙間ができたりします。
  • ベッドから車いすやポータブルトイレへ移るか:端がやわらかすぎると、座ったときに滑りやすくなります。
  • コンセントの位置:エアマットは電源が必要です。停電のときの扱いも、あわせてご説明します。

あわせて、体の向きを変えるための「体位変換器」(クッション類)も、介護保険のレンタル対象です。
こちらも原則として要介護2以上の方が対象です。

レンタルなら、合わなければ替えられます

床ずれ予防のマットレスは、使ってみないと分からないことが多い道具です。
暑い、腰が沈んで起きにくい、音が気になる。
こうした声が出たら、種類を替えることができます。

状態が変わったときに合わせて替えられるのは、レンタルのよいところです。
「いまのが合っているか見てほしい」というご相談も、気軽にお寄せください。

赤みに気づいたその日に、お電話をいただけたらと思います。

ご相談はこちらへ|はぁとる(株式会社Lacrie)

豊田・岡崎・安城の3拠点から、西三河エリアへ伺います。
福祉用具専門相談員・看護師・介護職が在籍しています。

フリーダイヤル 0120-294-554
ケアマネジャーさんからのご相談も承ります。

LINEでのご相談も承っています。
豊田 https://lin.ee/tVqUeDC / 岡崎 https://lin.ee/hd52Ptg / 安城 https://lin.ee/eYj0Kpc

介護用品をネットで買う前に|「届いてから困る」を減らす3つの確認(まごころ便)

夜、親の介護用品をスマホで探していると、
似たような商品がずらっと並んで、手が止まることがあります。

値段もレビューの数も、そこまで大きくは変わらない。
サイズ表を見ても、母の体に合うのかは分からない。

結局「とりあえずこれで」と注文して、
届いてから「これでよかったのかな」と迷う。

福祉用具の相談の仕事をしていると、
こうした迷いの声を、ときどき耳にします。

私たちは豊田・岡崎・安城で、
福祉用具のお店「はぁとる」をしています。

あわせて「まごころ便」という、
介護用品のネットショップも運営しています。

今日は、ネットで介護用品を買う前に、
私が確かめておくようにしていることを3つ書きます。

1.それは「返品できるもの」かどうか

介護用品の中には、衛生上の理由で、
返品をお受けできないものがあります。

まごころ便では、入浴や排泄に関わる用品、
肌着、靴などがこれに当たります。

そのほかの商品も、返品をお受けできるのは
未開封・未使用で、到着から8日以内のものです。
(返送料はお客様のご負担です。初期不良は当社負担で交換します)

なので、入浴用のいすやポータブルトイレのように、
返品できない用品ほど、先に寸法を測っておくと安心です。

私がよくお願いしているのは、この3つです。

  • 置く場所の幅と奥行き
  • 使う方の座ったときの膝の高さ
  • 浴槽や便座など、組み合わせるものの高さ

メジャーで測った数字が手元にあるだけで、
商品ページのサイズ表が、ぐっと読みやすくなります。

2.「借りる」「保険で買う」の対象ではないか

ここは、ネットで買う前に一度だけ、
立ち止まっていただきたいところです。

介護保険の認定を受けている方は、
車いすや介護ベッドなどを借りられる場合があります。

2024年4月からは、固定用スロープ・歩行器・
単点杖・多点杖を、借りるか買うか選べるようにもなりました。
(歩行車と松葉づえは、これまでどおりレンタルです)

また、ポータブルトイレや入浴用のいすなどは、
条件を満たすと、介護保険で購入費の一部が戻ることがあります。

ただし、決められた事業所から買うなどの
手続きが必要で、先にネットで買うと対象外になりがちです。

認定を受けている方は、注文の前に、
担当のケアマネジャーさんへ一言聞いてみてください。

「それなら借りたほうが」となることも、
少なくないと思います。

3.サイズで迷ったら、買う前に聞く

まごころ便で全国にお送りしている商品は、
福祉用具専門相談員が選んだものを並べています。

福祉用具専門相談員は、体の状態や住まいに合わせて、
用具を選ぶお手伝いをする資格を持った者です。

サイズや使い方で迷ったときは、
お電話で聞いていただいて大丈夫です。

買っていただく必要はありません。
「これ、うちの母に合いますかね」の一言で十分です。

西三河にお住まいの方へ

豊田市・岡崎市・安城市など、西三河の一部の地域には、
「西三河エリア限定・送料無料」の商品があります。

当社スタッフが直接お届けするため送料はいただかず、
お届けはご注文から3営業日以降になります。

対象の市町は、各商品ページの冒頭に書いています。
対象外の地域からのご注文は、キャンセルとさせていただいています。

同じ商品が2つ並んでいる理由は、こちらの記事に書きました。
同じ商品が2つ並んでいます ― まごころ便に「西三河エリア限定」がある理由

迷ったまま注文する前に

ネットで買える便利さは、私自身も助かっています。

ただ介護用品は、合わなかったときに
困るのが使うご本人だ、というところが少し違います。

迷ったまま注文するより、
5分だけ電話で聞くほうが、早く片づくこともあります。

よかったら、気軽に声をかけてください。

――――――――――
介護用品のネットショップ まごころ便
magokorobin.stores.jp

福祉用具のお店 はぁとる
0120-294-554(フクシ・ココヨ)通話無料/平日9:00〜18:00

賃貸でも工事なしで付けられる手すり|置くだけ・突っ張るだけのレンタル手すり(豊田・岡崎・安城)

「要介護1だから介護ベッドは借りられない」と言われたら|例外給付で確かめたいこと(豊田・岡崎・安城)

同じ商品が2つ並んでいます ― まごころ便に「西三河エリア限定」がある理由

浴槽の手すりを探して、商品の一覧を上から見ていくとします。

すると、同じ商品が2つ並んでいることがあります。
片方は送料無料。もう片方は、値段が少しだけ安い。

これは間違いではないのですが、分かりにくいと思います。

私たちが運営している「まごころ便」という介護用品のネットショップの話です。
分かりにくいままにしておくのも失礼なので、なぜ2つ並んでいるのかを書いておきます。

【西三河エリア限定】と付いているほう

商品名の最後に【西三河エリア限定・送料無料】と付いているものがあります。

これは、うちのスタッフが車に積んで、直接お届けする商品です。
宅配便は使いません。だから送料をいただいていません。

お届けできるのは、この10市町にお住まいの方だけです。

岡崎市・安城市・豊田市・西尾市・刈谷市・碧南市・高浜市・知立市・みよし市・幸田町

申し訳ないのですが、これ以外の地域からご注文をいただいた場合は、キャンセルさせていただいています。
配送のしくみが、そこまで届かないんです。

3営業日かかります。ここは正直に書きます

西三河限定の商品は、ご注文から3営業日以降のお届けになります。

ネット通販としては、遅いほうだと思います。
翌日に届くお店がいくらでもある時代ですから。

ただ、この3日は、私たちにとっては意味のある3日です。

ご注文をいただいてから、卸に発注します。
それが事務所に届いて、スタッフが車に積んで、ご自宅へ持っていきます。

そのときに、玄関先で少しだけお話をうかがっています。

届けにいくと、だいたい話が変わります

これは本当によくあることなのですが。

浴槽の手すりをご注文いただいて、お風呂を見せていただくと、
「手すりより先に、浴槽の中に台を入れたほうがいいのでは」となることがあります。

浴槽の縁が厚すぎて、そもそもその手すりが付かないこともあります。

商品ページの写真だけでは、これは分かりません。
お風呂の形は、一軒ずつ違いますから。

だから、うちのスタッフが持っていく形にしています。
福祉用具専門相談員という資格を持った者が、そのまま見せていただいて、合わなければ持ち帰ります。

全国配送のほう(何も付いていない商品)

商品名に何も付いていないものは、全国どこへでもお送りします。

杖、介護シューズ、すべり止めマット、とろみ剤。
このあたりは、見にうかがわなくても大きく外れることが少ない商品です。

こちらは宅配便でお送りするので、送料の分だけ値段の考え方が変わります。
5,000円以上のご注文で送料無料、それ未満は送料をいただく形にしています。

同じ商品でも西三河限定版と値段が違うのは、この送料の差です。
うちが得をするために2つ作っているわけではない、というところだけ、お伝えしておきたくて。

カートに入らない商品もあります

シャワーチェア、浴槽手すり、ポータブルトイレ。

このあたりには【要見積・カート購入不可】と付いています。
売り切れではありません。あえてカートに入らないようにしてあります。

介護保険を使うと1割負担で買えるのですが、そのためには買う前に手続きが要ります。
順番が逆になると、保険が使えなくなってしまうんです。

先にネットで買ってしまって、あとから「対象外です」と言われる。
これが一番つらいので、ご相談の形にしています。

迷ったら、買う前にお電話ください

正直に申し上げると、うちのネットショップは、まだ小さなお店です。

値段だけを比べれば、大手の通販のほうが安い商品もあると思います。
そこは無理に張り合わないことにしました。

そのかわり、サイズで迷ったとき、合うかどうか分からないとき。
そこにお答えできる人間が、電話の向こうにいます。

買っていただかなくて大丈夫です。
「これ、うちの母に合いますかね」だけでも、聞いていただけたらうれしいです。


介護用品のネットショップ まごころ便
magokorobin.stores.jp

福祉用具のお店 はぁとる
0120-294-554(フクシ・ココヨ)通話無料/平日9:00〜18:00
訪問エリア:岡崎市・安城市・豊田市・西尾市・刈谷市・碧南市・高浜市・知立市・みよし市・幸田町

お彼岸に実家へ帰ったら|「まだ大丈夫」と「もう危ない」の間にあるサイン

「去年の正月は、こんなことなかったんですけどね」

お彼岸やお盆の直後は、この言葉をよく聞きます。

離れて暮らしていると、変化は少しずつではなく、段差のように感じられます。
半年ぶり、一年ぶりに会うからです。

訪問先でも、帰省されたご家族が、玄関で靴を脱ぐ親御さんの姿を黙って見ておられる、という場面に出会います。

言葉にする前に、何かに気づいておられる顔です。

変化は、床に近いところに出ます

ご家族が気づきやすいサインを、いくつか挙げてみます。

私が訪問先で「あ」と思うのは、たいてい床に近い場所です。

  • 玄関の上がり框(あがりかまち/上がり口の段差)で、手をつく場所を探している
  • ふとんからの起き上がりに、以前より時間がかかる
  • トイレの後、便座から立ち上がるときに壁を押している
  • 廊下を歩くとき、片手が必ず壁に触れている
  • スリッパを履かなくなった(すり足になり、脱げるのが怖いためです)

どれも、本人は「年だから」で済ませてしまいます。

ですが、壁伝いに歩いているというのは、すでに支えを必要としているということです。

家の中に手すりがないから、壁で代用しているだけなんです。

「お風呂と玄関と夜のトイレ」だけ見てください

とはいえ、帰省中の短い時間で家じゅうを点検するのは無理があります。

ご家族には、3か所だけ見てくださいとお伝えしています。

お風呂
浴槽をまたぐとき、どこかに掴まっていますか。
掴まる場所がないまま片足立ちになっているなら、そこが一番危ない場所です。

玄関
上がり框の高さと、そこで何秒止まっているか。
出かけるのが億劫になる理由は、たいてい玄関にあります。

夜のトイレ
暗い廊下を、何を頼りに歩いているか。
転倒は日中よりも、夜中のこの数メートルで起きます。

この3か所が大丈夫なら、当面は様子を見ていい、というのが私の感覚です。

見つけたところで、何をすればいいのか

気づいたあと、多くのご家族が止まってしまいます。

「本人が嫌がる」からです。

手すりを付けようと言えば、まだそんな歳じゃないと言われる。
介護保険の話をすれば、不機嫌になる。

ここは、私も何度も経験しています。

うまくいくことが多いのは、道具の話から入らないやり方です。

「危ないから手すりを付けよう」ではなく、「この段差、自分も踏み外しそうで怖いんだよ」と言ってみる。
主語を自分にすると、話が通りやすくなります。

それから、いきなり工事の話をしないことです。

置くだけの手すりや、工事のいらないスロープは、レンタルで試せます。
合わなければ返せる、という前提があると、ご本人も受け入れやすくなります。

「試しに一週間だけ置いてみて、邪魔だったら返そう」

この言い方から始まると、話が進みやすくなります。

まず、私たちに一本お電話ください

ここから先、どこに相談すればいいのか。

介護保険をまだ申請していない段階だと、ここでつまずくご家族がとても多いです。

窓口はいくつもありますし、「役所に行くほどでもない気がする」という程度の段階だと、余計に足が向きません。

そういうときこそ、私たちを使っていただきたいと思っています。

はぁとるは豊田・岡崎・安城に拠点がある福祉用具の事業所です。
福祉用具専門相談員のほか、看護師と介護職も在籍しています。

申請がまだでも、認定がおりていなくても、ご相談だけで構いません。

お電話をいただければ、その場で「いまどの段階か」を一緒に整理します。

  • 介護保険の申請が必要な状態なのか、まだ様子を見ていい段階なのか
  • 申請するとしたら、どこへ、何を持っていけばいいのか
  • 認定が出るまでの間、どう乗り切るか

3つ目が、実はいちばん相談の多いところです。

介護保険の認定には、申請から1か月ほどかかります。
その間にも、お風呂もトイレも毎日あります。

はぁとるでは、認定がおりるまでの期間だけ、介護ベッドや手すりを自費でお貸しすることもできます。
月1,000円ほどからご用意があります。

認定がおりたら、そのまま介護保険のレンタルに切り替えられます。
借り直したり、業者を変えたりする必要はありません。

遠方からでも、段取りはこちらで組めます

ご家族が名古屋や東京にお住まいでも、問題ありません。

お電話やLINEでご状況を伺って、ご実家へはこちらから伺います。
その日の様子を、ご家族にご報告します。

必要であれば、ケアマネジャーさんをお探しするところからお手伝いします。
地域包括支援センターへの連絡も、ご希望があればこちらから入れます。

帰省中の限られた時間で全部を片づけようとすると、どうしても中途半端になります。

帰省中にやることは、電話を1本かけることだけで十分です。

あとの段取りは、こちらで組みます。

帰り際のひと言を、決めておく

最後に、ひとつだけ。

帰省の最終日、玄関で「何かあったら連絡してね」と言って帰る方が多いと思います。

これ、あまり機能しないんです。

「何か」が起きてからでは遅いですし、ご本人は連絡してきません。

代わりに、こう言ってみてください。

「来月、また見に来るね」

期限が決まっていると、様子見が先送りになりません。
ご本人も、それまでに相談しておこうかな、と思ってくださることがあります。

次にお会いするまでの間に、できることは案外あります。

その一か月で何を進めておけばいいかは、私たちがご一緒に考えます。

新幹線や車の中からでも構いません。
気になることがあった帰り道に、そのままお電話をいただけたらと思います。

ご相談はこちらへ|はぁとる(株式会社Lacrie)

豊田・岡崎・安城の3拠点から、西三河エリアへ伺います。
福祉用具専門相談員・看護師・介護職が在籍しています。

フリーダイヤル 0120-294-554
介護保険の申請がまだの方、認定を待っている方のご相談も承ります。
遠方にお住まいのご家族からのお電話も歓迎です。

LINEでのご相談も承っています。
豊田 https://lin.ee/tVqUeDC / 岡崎 https://lin.ee/hd52Ptg / 安城 https://lin.ee/eYj0Kpc

その杖、借りるか買うか選べます|2024年4月から変わった福祉用具のルール

「杖くらい、自分で買えばいいと思っていました」

ご家族から、こう言われることがあります。

ホームセンターで買った杖をお使いで、高さが合っていない。
握るところが、手のひらより少し前に出てしまっている。

訪問先で、わりとよく見かける光景です。

買うのと借りるのと、どちらがその方に合っているのか。
実は、これを選べる用具が増えていることは、あまり知られていません。

4種類の用具は、借りるか買うかを選べます

2024年4月から、福祉用具のルールが変わりました。

これまで「レンタルだけ」だった次の用具が、レンタルと購入のどちらかを選べるようになっています。

  • スロープ(敷居などの小さな段差を越えるための、工事のいらないもの)
  • 歩行器(固定式・交互式のもの)
  • 多点杖(先が3〜4本に分かれている杖)
  • クラッチ類(ロフストランド・クラッチなど、腕やひじで支えるタイプの杖)

制度の分類では「スロープ」「歩行器」「歩行補助つえ」の3種目です。
そのうち歩行補助つえに、多点杖とクラッチ類が入る、という数え方になります。

注意していただきたいのは、対象から外れるものがあるという点です。

工事で取り付ける固定スロープは含まれません。
タイヤが付いた歩行車(シルバーカーのように押して歩くもの)も、対象外です。
松葉づえも入りません。

見た目が似ていても扱いが違うので、ここは現物を見て判断するところだと思っています。

どちらが得か、は使う期間で変わります

よく聞かれるのが「結局どっちが安いんですか」というご質問です。

これは、どれくらいの期間使うかで逆転します。

レンタルは月々わずかな自己負担で使えます。
そのかわり、使い続ける限り毎月かかります。

購入は最初にまとまった金額が要ります。
ただし、そこで終わりです。

短い期間で卒業できる見込みなら、レンタル。
何年も使い続けることがはっきりしているなら、購入。
おおまかには、そういう分かれ方になります。

ただ、これを利用者さんやご家族だけで判断するのは、正直なところ難しいと思います。

だから、私たちが説明する決まりになりました

今回の改正では、事業所側の義務も増えました。

選択制の対象になる用具をご提案するとき、私たち福祉用具専門相談員は、貸与と販売それぞれの良い点・困る点を必ずご説明します。

あわせて、お医者さんやリハビリ職の意見、どのくらいの期間使いそうか、国が示している平均的な利用月数などもお伝えします。

そのうえで、ケアマネジャーさんと一緒に考えます。

決めたあとも終わりではありません。

レンタルを選ばれた場合は、6か月以内に最低1回、使い方の様子を見に伺います。
購入を選ばれた場合も、目標どおり使えているかを確認し、必要なら使い方の指導や修理の対応をします。

「売って終わり」にならないよう、制度のほうで歯止めがかかった形です。

私たちが目安にしていること

判断の分かれ目は、これから歩き方が変わりそうかどうかです。

手術のあとでリハビリが続いている時期は、歩き方が月単位で変わります。
歩き方が変われば、合う杖も変わります。

多点杖から一本杖に替わる方は珍しくありません。
この時期に買ってしまうと、押し入れにしまわれることになりがちです。

一方、状態が落ち着いていて、この先も同じ形で歩いていかれる見込みが立つ方には、購入をご提案することが多いです。

どちらが正解というより、いまがどの時期かで決まる、という感覚に近いです。

迷ったら、買う前に一度声をかけてください

いちばんもったいないのは、ご自分で買ってしまってから相談に来られるケースです。

介護保険を使って購入する場合は、都道府県の指定を受けた事業所から買う必要があります。
ホームセンターやネット通販で買ったものは、あとから申請しても保険の対象になりません。

また、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員が関わったうえで購入することが前提になっています。
買ってから相談、という順番だと、この条件を満たせません。

豊田市のシルバーカー購入費助成のように、市の助成にも「買う前に決定をもらう」という条件がついているものがあります。

順番を間違えると、使える制度が使えなくなってしまいます。

ですので、ホームセンターのレジに向かう前に、一本お電話をいただければと思います。

高さを合わせるだけで歩きが変わる方も、いらっしゃいます。

はぁとる(株式会社Lacrie)

豊田・岡崎・安城の3拠点から、西三河エリアへ伺います。
フリーダイヤル 0120-294-554

LINEでのご相談も承っています。
豊田 https://lin.ee/tVqUeDC / 岡崎 https://lin.ee/hd52Ptg / 安城 https://lin.ee/eYj0Kpc

福祉用具のカタログ(324品目)もご覧いただけます。

住宅型有料老人ホーム・サ高住の福祉用具|外の事業所に頼むしかない、と思っていませんか

「ベッドの高さが合っていないみたいで」 施設の職員さんから、そんな電話をいただくことがあります。ただ、その施設に入っているのは別の事業所さん。私たちが動ける立場ではありません。 担当の事業所に連絡して、来てもらって、調整してもらう。早くて翌日、立て込んでいれば数日先になります。その間、入居者さまは合っていないベッドで過ごすことになる。 これ、けっこう多いんです。 施設の福祉用具は、たいてい外の事業所が入っています 住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は、制度の上では「在宅」の扱いです。だから入居者さまお一人おひとりが、外部の福祉用具貸与事業所と契約します。 車いす、介護ベッド、手すり。毎月のレンタル代は、その事業所の売上になります。 施設としては、場所を貸して、立ち会って、日々の様子を見ているのに、そこから収益は生まれません。 お金は外へ出て、手間は中に残る 品物が届くときの立ち会い。調子が悪いときの最初の対応。入居・退去のときの出し入れ。 こうした手間の多くは、施設の職員さんが担っています。 私も前職で、施設に納品に行っていました。職員さんが先に気づいて、先に動いてくださっている。そのうえで私たちを呼ぶ。申し訳ないな、と思いながら伺ったことが何度もあります。 自分たちの法人で扱う、という選び方 実は、施設を運営している法人が自分で福祉用具貸与事業所を持つことはできます。 やり方は2つあります。 ひとつは、自分たちで事業所を開設する方法。許可の申請と担当者の配置が必要ですが、レンタル代がそのまま自法人の売上になります。 もうひとつは、外部に任せる方法。施設は用具の一時置き場と納品時の立ち会いを引き受け、貸し出す側は当社が担う。初期費用はかかりません。 どちらが向いているかは、入居者さまの人数と要介護度の内訳でだいたい決まります。 ただし、対象にならない施設があります 介護付き有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホームや老健などの施設サービス。これらは介護報酬の中に福祉用具が含まれているので、介護保険の福祉用具貸与は使えません。 対象になるのは、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、それから高齢者を多く受け入れている一般の賃貸住宅です。 ここは最初に確認しておいたほうが、あとで困りません。 正直に言うと、いいことばかりではありません ふたつだけ、先にお伝えしておきたいことがあります。 ひとつめ。施設の中の貸し出しだけでは、事業所は成り立ちません。人件費と車両費をまかなうには、地域のケアマネジャーさんからのご依頼も受ける前提で考えるほうが無理がありません。 ふたつめ。同じ法人が施設と福祉用具の両方を持つと、行政のチェックで「入居者さまに選ぶ自由があるか」を必ず確認されます。 他社の見積りも並べてお見せする。選んだ理由を記録に残す。この2つを最初から仕組みにしておけば、まず問題にはなりません。 まず、数字を見るところから 「うちはどうなんだろう」と思われたら、入居者さまの人数と要介護度の内訳だけ教えてください。 2つのやり方それぞれで、年間いくらになるか、手間がどう変わるかを数字にしてお持ちします。30分ほどで終わります。資料のご用意はいりません。 詳しい内容は、施設の運営法人さま向けのページにまとめました。 ▶ 入居者さまの福祉用具を、自分たちの法人で扱う2つの方法(施設の運営法人さま向けのご案内) お電話でも構いません。フリーダイヤル 0120-294-554(平日9:00〜18:00)、担当は加藤が承ります。

要介護認定を待っている間、介護ベッドはどうする?|豊田市・岡崎市・安城市

「退院は来週です」と病院で言われた。 でも、介護保険の認定結果が出るのはまだ先。 ベッドがないまま、自宅に戻ることになる。

こういうご相談を、私たちは毎月いただきます。 そしてご家族はたいてい、こうおっしゃいます。

「認定が下りるまで、布団で我慢するしかないですよね?」

実のところ、そんなことはありません。

認定が下りるまで、だいたい1か月かかります

要介護認定は、申請から原則30日以内に結果を出すことになっています。ただ実際には、調査員の訪問と主治医の意見書の準備があるため、1か月前後かかることが多いです。

その間にも、生活は続きます。 布団からの立ち上がりがつらい方にとって、1か月は長い時間です。無理に起き上がろうとして転んでしまえば、元も子もありません。

方法1:暫定ケアプランで、認定を待たずに借りる

ケアマネジャーさんがすでに関わっている場合、「暫定ケアプラン」という方法があります。

認定結果が出る前に、見込みの介護度でサービスを組む計画のことです。これなら、認定を待たずに介護保険で介護ベッドを借りられます。

⚠️ ここだけ注意点です 結果が「非該当」だったり、想定より軽い介護度だった場合、さかのぼって全額自己負担になることがあります(※介護ベッドは原則、要介護2以上でないとレンタルできません)。ここは少し見極めが必要なところです。

方法2:読みが立たないときは、自費でのレンタル

  • 「認定がどう出るか分からない」

  • 「そもそも、ケアマネジャーがまだ決まっていない」

そういう方のために、自費のベッドセットを月1,000円でご用意しています。

サイドレール2本とマットレスが付いた、モーター付きのベッドです。リモコンひとつで背中を起こせるので、起き上がりの負担がかなり減ります。

  • 介護保険を使った場合の自己負担(1割):月600円ほど

  • 自費レンタルの場合:月1,000円

  • その差額は、わずか月400円ほどです。

待っている1か月の安心料と考えれば、決して高すぎることはないと思います。そして認定が下りたら、そのまま介護保険のレンタルに切り替えOK。ベッドを入れ替える手間もかかりません。

電動ベッドまでは必要ない、という方へ

「まだ自分で起き上がれる。でも、布団からの立ち上がりがきつい」 この段階の方もいらっしゃいます。

そういう方には、木製のフラットベッドと起き上がり手すりのセットもあります。介護保険の手すりと組み合わせると、合計で月390円ほど(1割負担の場合)。

見た目は介護用というより、ふつうの木製家具に近いものです。「介護用品を家に入れたくない」というご本人のプライドやご家族のお気持ちも、よく分かります。

迷ったら、状況だけ教えてください

どの方法が合うかは、認定の見込み・お体の状態・お部屋の広さで変わります。電話口で全部を決めていただく必要はありません。

「来週退院なんんだけど」の一言で大丈夫です。そこから一緒に考えます。

ご相談・お見積り・カタログのご請求は、すべて無料です。豊田市・岡崎市・安城市とその周辺に、当日または翌日でお伺いします!

  • 📞 フリーダイヤル:0120-294-554(平日 9:00〜18:00)

  • 💬 公式LINEからのご相談もできます。

公式LINEからのご相談もできます。 はぁとる豊田/はぁとる岡崎/はぁとる安城 急な介護が必要になったときの流れは、こちらのページにまとめてあります。 次回は、退院前に見ておきたい住まいのチェックポイントについて書きます。

「お風呂に入れてあげたいのに、支えきれない」——そのお悩み、道具で解決できます!

「お風呂だけが、どうにもならない」 あきらめる前に知ってほしいこと

 

福祉用具の相談を受けていて、いちばん多いのが「お風呂」の話です。

  • 浴槽のふちが高くて、またげない

  • 浴槽の中で立ち上がれない

  • 床が滑って怖い、転びそうになった

  • 支える家族の腰がもたない

食事も着替えもなんとかなる。でもお風呂だけは、家族の力では限界がある——そうお悩みのご家庭が本当にたくさんいらっしゃいます。

そして、多くの方がこう思っています。 「うちの狭い浴室じゃ、どうせ無理だろう」

でもこれ、ほとんどの場合そんなことはありません。

 

🛀道具を「3つ」替えるだけで、たいてい解決します

1. シャワーチェア

立ったまま体を洗うのは、実はかなり不安定な姿勢です。座って洗えるだけで転倒リスクは大きく下がりますし、洗う側の負担も減ります。背もたれ付き・肘掛け付き・折りたたみなど種類があり、浴室の広さで選び分けます。

2. 浴槽台

浴槽の中に沈めて置く台です。またぐ高さが下がり、浴槽の底から立ち上がるときの負担も減ります。「またげない」の解決策として、いちばん効くのがこれです。

3. 浴槽手すり

浴槽のふちを挟んで固定するタイプなら、工事は不要です。賃貸でも使えます。「またぐ・立つ・座る」の一連の動作に、つかまる場所が一つあるだけで安心感がまったく違います。

 

「うちの浴槽で使えるの?」——測りに行きます!

ご相談で最も多い不安が「うちのお風呂でも使える?」という点です。

浴槽のサイズ、ふちの厚み、洗い場との段差。これは実際に測らないと分かりませんし、お客様がご自身で測る必要もありません。 専門相談員がうかがって測り、その浴室に合うものをお持ちします。

ご自宅まで無料でお持ちして、お試しいただけます

カタログを見て決める必要はありません。実物をご自宅にお届けし、実際のお風呂で使ってみてください。

  • お届け・引き取りは無料です!

  • 合わなければ、そのまますぐに引き取ります!

  • 費用は一切かかりません!

「思ったより高さが合わなかった」「もう少し小さいほうがいい」——それが実際に分かることが、お試しの最大の目的です。遠慮なくおっしゃってくださいね。

 

費用のこと(介護保険の扱いについて)

入浴用のいす(シャワーチェア)・浴槽台・浴槽手すりは、介護保険では「特定福祉用具販売」の対象となり、レンタルではなくご購入になります。要介護・要支援の認定をお持ちの方は、1〜3割のご負担でご購入いただけます(※年間の支給限度額があります)。

面倒な手続きはこちらで進めますので、書類のことはどうぞご心配いりません。 なお、お試しのデモ機は無料です。保険の手続きとは関係なく、気軽に使っていただけます。

まずは「お風呂のことで」とお電話ください。

「まだ認定を持っていない」

「ケアマネジャーがまだ決まっていない」

「何を頼めばいいか分からない」

どれもまったく大丈夫です!「お風呂のことで」の一言だけでちゃんと通じます。そこから一緒に整理していきましょう。

 

【お問い合わせ】 フリーダイヤル:0120-294-554

 

【公式LINEアカウント】

はぁとる豊田の公式ラインはこちら

はぁとる岡崎の公式ラインはこちら

はぁとる安城の公式ラインはこちら

ぜひお気軽にお問い合わせください🤗