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実家の押し入れを開けたら、親の衣類や食器が天井近くまで詰まっていた。
週末に通って少しずつ片付けても、ひと部屋終わるころには気力が尽きてしまう。
売却のご相談で「片付けが済んでから連絡しようと思っていました」と伺うことが、私はよくあります。
実家を売ろうと考えたとき、多くの方が最初につまずくのが家の中の荷物です。
何十年分の家財は、ご家族だけで片付けようとすると半年、一年とかかることもあります。
この記事では、荷物が残ったままの実家について、私が先にお伝えしている点をまとめました。
家の中に荷物があっても、建物と土地の状態を見て、おおよその売り方は考えられます。
むしろ、どう売るかが先に決まると、どこまで片付ければよいかがはっきりします。
全部を自分たちで片付けてから相談すると、結果的に手間が二重になることもあります。
「どこから手を付けるか」を決める材料として、早めに相談するのもひとつの方法です。
一般の買主さんを探す「仲介」では、引き渡しまでに家を空にするのが一般的です。
内覧のときも、荷物が少ない方が部屋の広さや傷みの具合が伝わりやすくなります。
不動産会社が買い取る「買取」では、荷物が残ったままでも相談できることがあります。
ただし、家財の処分費を見込んだ分だけ、買取の金額が下がることが多いようです。
どちらがよいかは、家の状態や急ぐかどうかで変わるので、比べてから決めると安心です。
売り方の違いは「実家を売るなら「仲介」と「買取」どちらがいい?」にまとめています。
片付けを急ぐと、大事な書類まで一緒に処分してしまうことがあります。
家財に手を付ける前に、次のような書類だけは先に探して、ひとまとめにしておきます。
書類が見つからなくても売れないわけではありませんが、あると話が早く進みます。
境界の書類については「実家の土地、お隣との境目は分かりますか」もご覧ください。
相続を放棄するかどうか決めていない段階では、家財の処分に注意が必要です。
価値のある物を処分すると、相続を認めたとみなされるおそれがあるといわれています。
放棄を考えている方は、片付けを始める前に司法書士さんや弁護士さんに確かめてください。
ご家族が複数いる場合も、何を残すかを先に話し合っておくと、あとで行き違いが起きにくくなります。
思い出の品や貴重品の仕分けは、ご家族にしかできない作業です。
一方で、大きな家具や家電の運び出しは、体への負担も大きく、時間もかかります。
仕分けまでをご家族で、運び出しと処分を片付け業者に頼む、という分け方もあります。
費用は荷物の量や家の広さで大きく変わるので、複数の業者から見積もりをとると比べやすいです。
市町村の粗大ごみの回収を使うと費用は抑えられますが、出せる量や日にちに限りがあります。
片付けに時間がかかるほど、家に人が住まない期間も長くなります。
換気や通水をしない家は、湿気や雨漏りで傷みが早く進むことがあります。
相続した実家の税金の特例には、売る期限が決まっているものもあります。
詳しくは「相続した実家、売る期限を知っていますか」にまとめています。
片付けを全部終わらせることより、いつまでに何をするかを決めることが大切だと私は考えています。
家じゅうを一度に片付けようとすると、どうしても手が止まってしまいます。
書類をひとまとめにして、残したい物をひと部屋分だけ仕分けてみる。
そこまでできたら、売り方と合わせて残りの片付けをどうするか考えるのが近道だと思います。
株式会社Lacrie(ラクリエHOME)は、西三河で不動産とリフォーム工事を手がけています。
家の状態を見たうえで、売り方と片付けの範囲を一緒に整理します。
まだ売ると決めていない段階でも、話を聞くだけでも構いません。
ご相談は 0565-47-4625 までお気軽にどうぞ。
株式会社Lacrie(ラクリエHOME)宅地建物取引業 愛知県知事(1)第25209号