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介護保険の住宅改修、書類が面倒で受けていない職人さんへ|依頼から完了まで、職人さんの出番はどこか

「介護保険の工事は、書類が多くて面倒らしい」。
そう聞いて、手すりの仕事を受けずにきた方もいると思います。

工事は1時間で終わるのに、申請や写真で何日も待たされる。
役所に何を出せばいいのかも、よく分からない。
そう考えると腰が重くなるのは、自然なことです。

以前の記事で、職人さん・外注先を募集していると書きました。
そのとき「次は書類の流れを書きます」とお約束していました。

今回はその続きです。
1件の住宅改修が、依頼から完了までどう進むのか。
そのうち職人さんにお願いする部分はどこかを、まとめてみます。

住宅改修は「工事の前に申請する」決まりです

介護保険の住宅改修とは、介護保険を使った手すりや段差の工事のことです。
普通のリフォームと一番違うのは、着工前に市町村への申請が要る点です。

先に工事をしてしまうと、原則として保険が使えません。
施主さんが全額を負担することにもなりかねないので、順番がとても大事です。

保険で出る金額にも上限があります。
一人あたり20万円までの工事が対象で、自己負担は所得に応じて1〜3割です。

対象になる工事も決まっています。
手すりの取付、段差の解消、滑りにくい床材への変更、引き戸などへの扉の取替え。
それに洋式便器への取替えと、これらに付帯する工事です。

依頼から完了まで、流れは大きく5段階です

市町村によって、様式や細かな決まりは少しずつ違います。
ここでは一般的な流れとして読んでいただければと思います。

1. 相談と現地確認

ケアマネジャー(介護の計画を立てる担当者)や施主さんから相談が入ります。
ご本人の動きを見ながら、どこに何を付けるかを決めます。

2. 見積書・図面・理由書をそろえる

工事の見積書と、取付位置を書いた図面を用意します。
ケアマネジャーは「住宅改修が必要な理由書」を書きます。
この工事がなぜ暮らしに必要なのかを説明する書類です。

3. 着工前の写真を撮り、事前申請する

工事をする場所の、工事前の写真を撮ります。
日付が分かる形で求められることが多いです。
書類をまとめて市町村に申請し、確認が出るのを待ちます。

4. 工事

確認が出てから着工です。
職人さんに入っていただくのは、主にこの段階になります。

5. 完了後の写真を撮り、支給を申請する

工事が終わったら、同じ場所をもう一度撮ります。
領収書や工事費の内訳と一緒に市町村へ出し、保険分の支給を受けます。

職人さんにお願いするのは、決まった現場での工事です

こうして並べると、書類は確かに多く見えます。
ただ、そのほとんどは工事の「前」と「後」に集まっています。

取付位置の図面と部材リストは、着工前にできあがった状態でお渡しします。
理由書はケアマネジャーの仕事です。
見積もりや施主さんとの金額のやり取りも、職人さんにはお願いしていません。

部材はこちらで手配し、手すりの長さやブラケットの数も拾い出してあります。
職人さんには、申請の確認が出た現場で、決まったものを付けていただく形です。

完了写真は、着工前と同じ向きで撮ると通りやすくなります

完了後の写真は、支給申請に使う大事な書類です。
着工前の写真と見比べて「ここに付けた」と分かる必要があります。

現場で写真をお願いする場面があれば、次の点を意識していただけると助かります。

  • 着工前の写真と、同じ位置・同じ向きから撮る
  • 手すりは、端から端まで全体が入るように撮る
  • 高さが分かるよう、床や周りの壁も少し入れる
  • スロープや式台は、両端と段差の部分が写るようにする

難しい撮り方ではありません。
ただ、引きの一枚を撮り忘れると、もう一度伺うことにもなりかねません。
片付けの前に一枚、と覚えておいていただくのがおすすめです。

図面と違う場面では、その場で決めずにご連絡ください

現場に入ると、図面どおりにいかないこともあります。
下地が思った位置にない、配管があって穴があけられない、といった場面です。

そのときは位置を変える前に、一度ご連絡をいただけると安心です。
申請した内容と違う工事になると、保険の対象から外れる心配があるからです。

少し位置をずらすだけでも、ケアマネジャーや市町村に確かめたほうがいい場合があります。
判断はこちらで引き取りますので、現場で一人で抱え込まなくて大丈夫です。

支払いは月締めで、請求の書類はこちらで整えます

「保険の支給が出るまで、職人への支払いも待たされるのでは」。
そう心配される方もいるかもしれません。

施工費は工事内容ごとの単価表で決めてあり、支払いは月末締めの翌月払いです。
請求関係の書類は、こちらで整えます。

住宅改修の書類は、慣れるまでは分かりにくいものです。
それを職人さん一人で抱えなくていい形にしたい、というのが今の分け方の理由です。

まず1件、現場に入ってから決めていただけます

現在お願いしているエリアは、豊田・岡崎・安城を中心に西三河全域です。

いきなり継続のお約束をいただく必要はありません。
まず1件入っていただき、割に合うかどうかを見て決めていただければと思います。
単価表と、工事の流れが分かる資料もお渡しします。

「話だけ聞いてみたい」という段階でも構いません。
お問い合わせは、0565-47-4625 まで。
サイトのお問い合わせフォームからでも受け付けています。

募集の詳しい内容は、「手すり1本の工事」を、断っていませんか|職人さん・外注先を募集していますにまとめています。