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「うちのお風呂はタイルだから、手すりは無理ですよね」。
そう言われることが、けっこうあります。
付けられます。むしろ、タイルの浴室は日常的に工事しています。
タイルの下には、下地があります。
モルタルの場合もコンクリートの場合もありますが、そこにアンカーを打てば手すりは固定できます。
大事なのは、タイルを割らずに穴をあけることです。
振動を抑えた穴あけをして、下地までしっかり届かせる。ここが職人の腕の出るところです。
浴室の壁の内側に配管が通っていることもあるので、位置決めも慎重にやります。
写真の手すりは、TOTOのインテリアバーFシリーズです。
表面がソフトメッシュ加工になっていて、濡れた手でも滑りにくいものです。
浴室でよく選ばれるのは、この2つです。
介護保険を使わない場合の、直販の目安です。
I型600を1本、タイル壁に付ける場合、合計16,000円ほどが目安になります。
介護保険の住宅改修を使う場合は、この金額のうち自己負担が1〜3割になります。
→ 豊田市で介護保険の住宅改修を進める流れ
同じ浴室でも、ユニットバスは壁の構造が違います。
鋼板や樹脂の壁に、中空壁用のアンカーで留める方法をとります。
「後付け専用」の手すりもあるので、そちらを使うことが多いです。
タイルの厚みも、下地の状態も、家ごとに違います。
写真だけでは判断できないので、下見にうかがっています。
ご相談は、フリーダイヤル 0120-294-554(「福祉ここよ」と覚えてください)まで。
※金額は2026年9月時点の税抜価格です。現場の状況により変わることがあります。
介護保険の住宅改修を進めていて、こんな場面に出会いませんか。
「手すりも段差も直したいけれど、20万円では足りない」。
私も見積もりを出しながら、何度もこの壁にぶつかってきました。
豊田市には、その先を補う制度があります。
すこやか住宅リフォーム費(高齢者等)の助成です。
介護保険の住宅改修は、支給限度基準額が20万円。
これを超えた分や、そもそも介護保険の対象にならない工事を、市が別枠で助成してくれる制度です。
2割・3割負担の方は対象外です。
ここは間違えやすいところなので、下見のときに必ず確認しています。
また、過去に同じような高齢者・障がい者向けの住宅改修助成を受けている方は対象外になります。
介護保険料の未納があるときも使えません。
屋外の手すりが対象になるのは、大きいところです。
玄関から門までの動線は、介護保険の住宅改修だけでは足りないことが多いので。
工事に着手する前に申請すること。
これだけは、どうにもなりません。
先に工事をしてしまうと、あとから申請しても助成は受けられません。
新築や増築も対象外です。
介護保険の給付を受けた部分と、二重に受けることもできません。
制度の細かいところは、市の介護保険課(0565-34-6634)でも確認できます。
ただ、「この工事が対象になるかどうか」は、現場を見ないと判断がつかないことが多いです。
うちは福祉用具のレンタルから入っている事業所です。
ご本人がどう動いているかを見たうえで、介護保険とすこやか助成のどちらで組むのが得か、そこから考えます。
住宅改修の進め方そのものは、こちらの記事にまとめました。
→ 豊田市で介護保険の住宅改修を進める流れ
まずは見に行かせてください。
フリーダイヤル 0120-294-554(「福祉ここよ」と覚えてください)。
※制度の内容は変わることがあります。この記事は2026年9月時点の豊田市の公開情報をもとに書いています。