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「お風呂を丸ごと直したいのですが、介護保険は使えますか」。
答えは、一部は使えますです。
この「一部」が分かりにくいので、線を引いておきます。
在来のお風呂からユニットバスに替えるとき、対象になるのはこの4つです。
つまり、転倒を防ぐために必要な部分が対象です。

ユニットバス工事の金額のうち、対象になるのはこの線引きで切り出した分だけです。
工事全体が20万円の枠に収まる、という話ではありません。
なぜかというと、在来浴室を部分的に直すのは、意外と割に合わないからです。
タイルの一部だけ張り替える。段差だけ埋める。
そのたびに養生をして、職人が入って、また来る。
一度にユニットバスにしてしまえば、対象部分の補助を受けたうえで、床・段差・扉・またぎの高さがまとめて解決します。
「お風呂での転倒だけは避けたい」というご希望の方には、こちらをお勧めしています。
介護保険の支給限度基準額は20万円です。
ユニットバス工事だと、対象部分だけでもここに届くことがあります。
豊田市には、その先を補うすこやか住宅リフォーム費(高齢者等)の助成があります。
→ 豊田市すこやか住宅リフォーム費(高齢者等)の助成とは
対象は自己負担1割の方に限られますが、屋内に浴室を新しく設ける工事も対象に入っています。
うちは見積書を、介護保険の対象部分と対象外部分に分けて作ります。
どこにいくらかかって、いくら戻ってくるのか。そこが見えないと判断できないと思うので。
ご相談は、0565-47-4625 まで。
※2026年9月時点の制度をもとにしています。市町村によって独自の助成があるので、最新は担当窓口でご確認ください。


クリナップからの新商品のご紹介です。中高級タイプのリフォームに最適なユニットバスになります。商品名:アクリアバス。
ご年配の方でお風呂のリフォームをお考えの方に、将来的にずっと安全な入浴をしていくために一番最適なユニットバスかと思っております。
たくさんの特徴がありますが、特に二つをご紹介いたします。
一つ目はまたぎやすい浴槽です。従来のユニットバスはエプロンが約45㎝ほどあり、リフォームしたがまたぎにくくなったというお声を聞いたことがあります。この商品はまたぎ部分を7,5㎝も低くなっているためとてもまたぎやすかったです。


二つ目は浴槽内での動きをトータルサポートするための手すりになります。
洗い場からの立ち座り、浴槽へのまたぎ、浴槽での立ち座り、この流れをトータルでサポートできるような手すりが取り付けられます。


他にもヒートショック対策、滑り防止、壁柄のバリエーションなどたくさんのこだわりを持った商品です。


住宅改修工事でユニットバス工事をすることがありますが、ワンランク上のご提案をさせていただければと思います。
ご相談は 0565-47-4625 まで。
これは、他のお宅に福祉用具でうかがったときによく見る話です。
ユニットバスにリフォームしたばかりのお風呂。
浴槽の横に、きれいに横手すりが付いている。
工事としては、何も間違っていません。
メーカーの標準的な取付位置です。
でも、私はいつも「惜しいな」と思ってしまいます。

浴槽に入るときの動きを、分解してみます。
またぐ。片足立ちになる。腰を落とす。座る。
そして出るときは、その逆です。
このうち腰を落とす・立ち上がるという上下の動きを支えるのは、横手すりが苦手なところです。
横に付いた手すりは、体を横に運ぶのは得意でも、下に沈む体を止めるのには向いていません。
上下の動きを支えるのは、縦手すりです。
横手すりに縦を足して、L型にする。
これだけで、またぐ動作と立ち座りの両方をまかなえます。
スペースがあるなら、セミオーダーでもL型にしたほうがいい。
私はそう考えています。
もちろん、窓があって縦が入らない場所もあります。
そこは無理をせず、別の位置を探します。
浴槽での事故は、立ち上がろうとして力が入らなくなったときに起きることが多いといわれています。
お湯につかって血圧が下がった状態で、立つ。
その一瞬に、掴めるものがあるかどうか。
だから、立ち座りだけはしっかり支えたい。
そこは譲らないようにしています。
ユニットバスの工事が終わってから手すりを足すこともできます。
ただ、後付けは中空壁用のアンカーを使うことになり、位置の自由度も下がります。
入れ替えの計画があるなら、そのタイミングで手すりの位置まで決めてしまうのが一番いいです。
→ 在来浴室からユニットバスへ|介護保険が使える部分と、使えない部分
→ 浴室の手すり工事例
手すりの位置は、図面のうちなら自由に決められます。
「この位置でいいのか分からない」という段階でのご相談が、一番お役に立てます。
0565-47-4625。
玄関の段差を越えられなくなったとき、選択肢は2つあります。
福祉用具のレンタルでスロープを置くか、工事で造るか。
私はどちらも扱っています。だからこそ、いつも同じところで迷います。
先日の現場は、木製で造る選択をしました。その判断を書きます。

まず、レンタルのほうが向く場面のほうが多いです。
退院直後で、これから状態が変わりそうな方。
まずはレンタルで様子を見ます。
今回の方は、状況が違いました。
これから先も同じ玄関を使い続けることがはっきりしていて、車いすの出入りもある。
毎日のことなので、置き型スロープの微妙なガタつきが負担になります。
こういうときは、造ってしまったほうがいい。
床の高さに合わせて勾配を取り、幅も玄関の間口に合わせられます。
段の途中で止まっても、平らな踏み面があるので怖くありません。
木は、屋外で使うと表面が汚れます。
雨と靴の泥で、半年もすると黒ずんできます。
なので、クリア塗装をかけました。
色を変えずに、汚れと水を弾かせるためです。
玄関まわりは家の顔なので、見た目が変わってしまうのは避けたいところでした。
段差の解消は、介護保険の住宅改修の対象工事です。
スロープの造作も、そこに含まれます。
進め方は、こちらの記事にまとめました。
→ 豊田市で介護保険の住宅改修を進める流れ
うちは福祉用具のレンタルと工事の両方をやっています。
だから「工事したほうが儲かるから工事を勧める」ということはしません。
まずはレンタルで、と申し上げることも多いです。
そのほうが合っている方には、そう言います。
玄関の段差でお困りなら、見に行かせてください。
0565-47-4625。
「手すりって、何センチの高さに付けるのが正解なんですか」。
ケアマネジャーさんからも、ご家族からも、よく聞かれます。
数字で答えると、こうです。
歩くのを支える手すりなら、床から手すりの上端まで75〜85cm。
これが目安になります。
ただ、私はこの数字だけで決めたことがありません。
理由を書きます。
同じ身長の方でも、手すりを使う高さは違います。
膝が痛くて前傾ぎみに歩く方は、目安より低いほうが力が入ります。
逆に、背筋が伸びていて肘で支えたい方は、少し高めのほうが楽です。
だから下見のときは、いつも同じことをお願いしています。
「いま壁のどこを触っていますか」。
触っている場所には、その方が体重を預けたい高さが出ます。
私はそこに印をつけて、そこから数センチだけ調整します。
75〜85cmは、その調整の出発点。
そういう使い方をしています。
握りやすさは太さで決まります。
直径2.8〜3.5cmが扱いやすい範囲です。
住宅改修でよく使うのは35ミリと32ミリ。
握力が落ちている方には、32ミリの細いほうが「しっかり握れる」と言われることが多いです。
太さと形状の選び分けは、こちらの記事に書きました。
→ 手すりといっても太さや形状の違いがあります
形状は円形(丸棒)が基本です。
握力の弱い方でも、指が回りやすいので。
平手すりや、グリップのついたディンプル形状が向く場面もあります。
そこは使い方次第です。
玄関やトイレの立ち座りに使う縦手すりは、高さの話とは別です。
大事なのは、立ち上がるときに手が自然に届く位置にあるかどうか。
座った姿勢から手を伸ばしてもらって、指先が触れるところ。
そこを起点に、上下30cmくらいの範囲で長さを決めています。
図面だけでは決められない部分なので、うちは必ず下見にうかがいます。
福祉用具のレンタルから入っている事業所なので、ご本人の動きを見るのが習慣になっています。
「この高さで合っているか不安」というご相談でも構いません。
0565-47-4625。

弊社は介護保険を使った住宅改修を主にしていますが、一般のリフォーム工事も承っています。
「介護の工事の会社だから、普通のリフォームは頼めないと思っていた」と言われることが時々あります。そんなことはありません。
トイレの交換、浴室と洗面室のリフォーム、内装の張替え、キッチンの交換。
手すり1本の取り付けから、家一軒の内装まで幅があります。工事の品目は下のページにまとめてあります。
写真を見ていただくのが、いちばん早いと思います。
介護保険の住宅改修は、着工前に市への申請が必要です。順番を間違えると給付が受けられません。
流れはこちらにまとめました。
リフォーム工事は、何にいくらかかっているのか分かりにくい業界です。
工事内容と金額の内訳を、できるだけ分かる形でお出しするようにしています。相見積りも構いません。
お電話は 0565-47-4625 まで。
以前は「楽Re家(ラクリエ)」という別サイトでリフォーム工事のご案内をしていましたが、現在はこのサイトにまとめています。
玄関の階段が上がれなくなって、家から出られない。
手すりを付けても、段数が多い階段や勾配の急な階段では足りないことがあります。
そういう場合に、いす式階段昇降機というご提案もしています。クマリフトさんの製品を扱っています。


階段に沿ってレールを敷き、いすに座ったまま上下する機械です。
室内の階段に付けるものと、玄関前の外階段に付けるものがあります。屋外用は雨風にさらされるため、仕様が変わります。
階段がまっすぐなら直線型。途中で折れていたり、回り階段なら曲線型です。
曲線型はレールを階段の形に合わせて作るため、いちばん費用がかかります。
お見積り商品なので、下見をしないと金額が出せません。
おおよその幅としては、室内用で50〜80万円、屋外用の直線で70〜100万円、屋外用の曲線で140万円以上というところです。
これは階段の形と長さによって変わる参考の幅です。正確な金額は現地を見てからになります。
昇降機は大きな買い物です。
その前に、手すりの追加や踏面の改善で上がれるようになるケースもあります。逆に、玄関からの外出をあきらめて別の出入口を整えたほうが早いこともあります。
福祉用具の事業所も自社で持っているので、用具で足りるのか工事が必要なのかを含めて一緒に考えられます。
まずは階段を見せてください。
お電話は 0565-47-4625 まで。