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手すりは35ミリと32ミリ、どちらを選ぶか|丸棒とディンプルの使い分け

カタログを開くと、手すり棒だけで何種類も出てきます。
35ミリと32ミリ。丸棒とディンプル。平手すり。

正直、最初は違いが分かりませんでした。
今は現場で迷わなくなったので、その考え方を書きます。

太さ:35ミリか32ミリか

住宅改修でよく使うのは、この2つです。

  • 32ミリ:細いぶん、しっかり握り込める。力が入りやすい
  • 35ミリ:手のひらを滑らせやすい。長い距離を移動するのに向く

なので私は、縦手すりに32ミリ、横手すりに35ミリを基本にしています。

立ち上がるときは握って引く動作なので、細いほうが力が入ります。
廊下を移動するときは、握るというより手を滑らせるので、太いほうが楽です。

形状:丸棒かディンプルか

ディンプルというのは、握る部分にくぼみやすべり止めの加工が入ったものです。

  • 丸棒:手を滑らせやすい。移動を支える横手すりに向く
  • ディンプル:滑りにくい。しっかり握りたいときに安心

判断が変わるのは、筋力が落ちてきたときです。

歩けているうちは丸棒のほうが快適でも、握力が落ちてくると「滑る」と感じ始めます。
そのタイミングになったら、横手すりでもディンプル付きに替えることがあります。

半年後を想像して選びます

ここが一番お伝えしたいところです。

手すりは、付けた日のためだけのものではありません。
半年後、一年後にも同じ場所を使います。

今は丸棒で足りるけれど、進行が早そうな方なら最初からディンプルにする。
そういう選び方をしています。

福祉用具のレンタルで長くお付き合いしてきたので、その方の変化を見てきた経験が判断のもとになっています。

高さの話は別の記事に

太さを決めても、高さが合っていなければ使いにくいままです。
手すりの高さは何センチがいいか|75〜85cmが目安

どれを選べばいいか迷ったら、見に行かせてください。
0565-47-4625 まで。