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和式トイレでの立ち座りは、見ていて本当に大変そうです。
しゃがんで、また立ち上がる。膝と腰に、これ以上ない負担がかかります。
介護保険が使える方なら、洋式への交換は対象工事になります。
ただ、工事の中身は思っているより大がかりです。
和式便器は、床に埋まっています。
段差が付いている場合は、まずその段差を撤去します。
床を、下地が組めるところまで解体する。
出てきたガラ(コンクリート片)や土を、搬出して処分する。
ここが一日仕事になります。
「便器を取り替えるだけ」ではないので、期間も費用もそれなりにかかります。

ここで、二つに分かれます。
リフォームとしてお考えの場合
壁も天井も、まとめて張り替えます。
どうせ床を壊すので、同時にやったほうが手間も費用も抑えられます。
立ち座りが楽になればいいという場合
床だけを解体して、壁は補修で済ませます。
介護保険の目的は「安全に使えること」なので、こちらでも十分です。
見た目にこだわるか、機能だけでいいか。
ここはご希望をうかがってから決めています。
和式から洋式への便器の取替は、住宅改修の対象工事です。
支給限度基準額20万円のうち、自己負担は1〜3割です。
段差の撤去も、同じ工事のなかで対象になります。
進め方はこちらに書きました。
→ 豊田市で介護保険の住宅改修を進める流れ
20万円で収まらないときは、豊田市の助成が使える場合があります。
→ 豊田市すこやか住宅リフォーム費(高齢者等)の助成とは
洋式にしても、立ち座りが不安な方はいます。
そのときは縦手すりを1本足します。
便器を替えてから付けるより、同じ工事のなかでやったほうが安く済みます。
床下の状態は、開けてみないと分からない部分があります。
下見のうえで、工事の範囲と金額をお出しします。
フリーダイヤル 0120-294-554(「福祉ここよ」と覚えてください)。
器具についてはリフォームであれば高機能、低価格、メーカー独自の機能など好きな商品を選んでいただいて大丈夫です。
介護保険を使った工事の場合、高齢者の方が使いやすいものを知っておくといいと思います。
まず器具について、便器と器具の分離型に手洗い付きがありますが、高齢者だとタンクの上で手を洗うのがやりにくい場合があります。
その場合は手洗いキャビネットを新規で取付するのもいいです。
便座の機能で役立つのが、フタの自動開閉だったり、自動洗浄機能です。
自分で開閉する動作が危なかったり、洗浄レバーを動かす動作が危ない場合があります。
流し忘れもあるので予算に余裕があればフルオート便座もいいかと思います。
和式便器を洋式便器に交換する場合、床の解体工事が必要になってきます。(内装工事も行う場合、壁の解体も)
工事日はトイレの交換だけよりも解体工事や新しく新規の給水と排水工事、床組み工事が追加で必要なので、1日で完成させることが難しくなります。ウォシュレット用の電気工事も必要かもしれません。
その場合は簡易トイレを用意してあげましょう。
解体時は音やホコリがでるので周辺住人へのご連絡や室内の養生など工事以外にも気を付けることがあります。
排水位置はできれば200に変更したいのですが、解体した後に思わぬトラブルがある場合もあります。(排水位置変更するための勾配がない、なにか邪魔するものがあるなど)
その場合は急遽ですがリトイレに変更の可能性もあります。
給水はできれば新しくしてあげましょう。古い給水はさびていたりと水漏れの可能性もあるため、できればリフォーム時に目に見えないところも直してあげたいです。
床下は湿気などのトラブルがないかを確認してから床組み工事をしましょう。
床組み後は内装工事、器具付けして完成になります。
トイレの手すりの取り付け方で、住宅改修ならL型、レンタルならプッシュアップ型を選んでいました。


